3Dレーザースキャナーと従来の測量機器との違い
従来の測量機器では一か所ごとに単点を計測していくスタイルでした。一つの点を測定したら次の地点に移動して1点を測定、また移動して測定・・・という作業を延々と繰り返していきます。狭い範囲でも非常に時間のかかる作業で、それだけコストも必要でした。

これに対し、3Dレーザースキャナーは設置した地点から360度見渡せる範囲を瞬時に測定します。圧倒的な作業速度を誇ります。

3Dレーザースキャナーが持つメリットの数々
◎スピーディ
一瞬で周辺の状況を計測し、秒当たり数千~数万点にも及ぶ点群データを取得します。
点の一つ一つに座標が割り当てられ位置情報が数値化されるので、構造物の高さや距離なども正確に計測できます。
◎マルチに活用
取得したデータは3次元で可視化され、これを解析・加工することで設計図を作成したり工事計画を立てたりなど、幅広い範囲に応用を利かせることができます。
◎安全かつ広範囲
スキャナーの可視範囲であれば、従来のように現場に足を踏み入れずとも測定が可能です。
被災地や危険個所でも安全を確保しつつ計測できます。
◎コスト削減
スピーディな計測により工程全体が短縮し、人数も最小限に抑えるためコストの削減につながります。少人数で急なご依頼などにも小回りの利いた対応が可能となります。
